
ヴィレッジ・ヴァンガードでかかっていたアルバムにノックアウト。本当に久しぶりに“うわー!!”と思うアーティストに出会ってしまった…!と思いました。
まっすぐな声質と安定した音程、ファルセットの高音部の哀愁!こういう女声にホント弱いのです。あと、かなり高音のコーラス部も自前で当てられる女声にもホント弱い。
…伊倉一恵さんとか(その人かよ(笑)!!)
…しかしどういうアーティストか説明するのはホント難しい…。
絶叫系、女の深淵部系…というのがごくありきたりなカテゴライズなのかな…という気もしないではないんですが、開き直り加減というか、いさぎよさと、切なさの匙加減がすごく気持ちいい。
同系統でも、“あたしここにいます。あたしを見て。”系にはちょっと食傷気味だったところで、すこーんと突き抜けた感じが爽快。(昔は前者も好きだったんですが、年取った所為でしょうかねぇ…)
明るい病み加減…とでもいいましょうか…。だからこそ深いところもあって、上手い言葉が見つからないんですが…。
描かれているのは不幸な女ではあるんだけれど、そのことを自虐的に哂うだけでなく、哂い飛ばせるパワーと、“シャバダバ歌謡”で包み隠したその更に奥を見てみたい、そんな気持ちになります。
一癖あるようで意外にストレートに美しいメロディーライン。
ピアノを中心とする鍵盤楽器の醸し出す独特のせつなさ。
投げやりなような地声のキィの歌い方と、高音部の誠実さから漂う哀愁。
(女性、ではなく)女ならではの気持ちとそれを表現する言葉。
哀しいことをただ“かなしい”と表現をすることを善しとしないようなスタイル。
―まさしく“イカれたピアノに恋の花”。
恋した自分を盛大に哂いながら泣いたことがある女性にぜひ。
…余談ですが、あまりに今まで聴いてきたものとテイストが違う所為か、ヴィレッジで聞いた印象が強すぎた所為か、車で聞いたら、一瞬車の中がヴィレッジヴァンガード特有のにおいがした気がしました…(それもどうなの)
#それと、背景はマイ振袖でございます。
[参考]
・
倉橋ヨエコ (公式)
・
モダンガール (Amazon.co.jp)
・
ヴィレッジ・ヴァンガード
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