写真、萌、茶、読書。わんこと暮らしたしあわせな日々。雑多極まりない雑食系Weblog。
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時間を越えて

 あなたを初めてのカメラとして手にした15歳の少女は、
 今では15歳など疾うに超えた娘のおかあさんになりました。

 実はその娘が生まれたとき、あなたではちょっと物足りなくなり、
 OLYMPUS OM-1を購入したのがもう27年ほど前だそうです。

 でも、今でもあなたを大事に箪笥にしまっていました。
 ちょっと物足りない、なんて不本意なことをいわれたのに、
 あなたは今でもこんな風に美しく風景を切り取ることができるなんて。

 母が少女だった頃。
 私がまだ生まれたばかりだった頃。
 あなたが知っているのは、
 “時間”という気の遠くなるような、果てしない物語のようです。

 …どうか今度は、私の“時間”に少し、付き合ってください。

 ―親愛なるMinolta-Pさまへ。

(Photo : MINOLTA MINOLTA-P / KONICA MINOLTA CENTURIA SUPER 200)


とにかく驚きました。(Minolta-P本体写真のエントリはこちら。)
母が中学校の修学旅行のときに初めて買ってもらったというカメラですよ…。
時折ゴミが写っていたり、数枚フィルムのたるみが原因と思われる光漏れがあったりしましたが、ほぼ問題なし。スメハチで光漏れや内部反射による失敗に慣れていたので(…いい加減対策をすればいいのに(苦笑))、光漏れによる失敗に関しては寛容です…(それもどうか)
セレン式の露出計とプログラムシャッターもほとんど正常に動いてます。

現像に出したカメラやさんも“やっぱり旧いカメラはレンズがいいんですよねぇ…だから今でも綺麗に撮れるんですよ…”としみじみしてらっしゃいました。

このMinolta-P、調べてみたら、発売年が1964年……。
……64年……!!!!!

…なんというか…私自身も普段、デジカメと一緒に生活しているわけですけれども、40年後にきちんと動かすことができて、特別な手段を講じなくても絵が見られるカメラって、どれだけあるんだろう…って思ってしまいましたよ…。今のカメラはホント、電池が生産終了しちゃったら…というものが多いですからね…。

それを考えたら、写りに感動するとともに、ちょっぴり切なくなってしまったりもしたのでした。
お気に入りの写真が何枚か撮れたので、少しずつエントリしたいと思います。


冬の気配

木々も冬の気配。

被写界深度もすごく好み。
フルマニュアルではないけど、感覚としてはスメハチに似てます。
…スメハチより小さいから持ち歩きやすいのと、どうやらフレアが起こりにくいようなので、使い勝手としては正直Minolta-Pに軍配かも(苦笑)

しかしピントは目測なので、確かに子どもを撮るには向かなかっただろうな…(苦笑)

それにしても、母の物持ちのよさに感謝です。すごいよ母さん…。
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